高校生が楽しい実験を披露 ムシテックのサイエンスショー


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    空気砲に大はしゃぎの子どもたち

 ムシテックワールドの夏休み特別企画「高校生サイエンスショー」は3、4の両日、須賀川桐陽高と岩瀬農業高の理科部員らがステージに立ち、科学実験で子どもたちを驚かせた。
 高校生に活躍の場を提供しながら、子どもたちの科学に対する興味を喚起する企画で、今年で3年目となる。
 初日を担当した須賀川桐陽高理科部の5人は「わくわくボックス大実験」をテーマに、インジゴカルミンや水酸化ナトリウム、ブドウ糖を使った信号反応実験、段ボール箱と煙を使った空気砲を披露した。
 部員たちは子どもたちを飽きさせないようクイズを盛り込み、観覧者に実験の一部を手伝わせるなど参加型のショーを演出した。
 また終了後は希望者が実験を体験できる時間を設け、子どもたちは大はしゃぎで段ボールを叩き、煙の輪を放つなど楽しんでいた。
 小林祐和副部長(2年)は「原理もしっかり教えるため、子どもたちがイメージしやすい説明を考えるのが難しかったです。良い反応で盛り上がってもらえてうれしかったです」と満足気に語った。
 今後は10日午前11時と午後2時に清陵情報高科学部が「水と空気パワー」、18日午前11時、午後1時、2時半から安積黎明高化学部が「たのしい科学の世界」をテーマに実施する。
 問い合わせは同館(℡ 0248-89-1120 )まで。