本番に向け練習に熱 8月14日に雨田豊年盆踊り大会


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    本番に向けて練習する子どもたち

 須賀川市雨田地区で14日に行われる豊年盆踊り大会に向けた練習会が雨田区民館で始まり、子どもたちが練習に熱を入れている。
 太鼓や笛の担い手不足の解消と技能継承のため、雨田伝統芸能保存会の佐藤清勝会長をはじめ会員15人が指導者となり練習会を開いている。
 今回新たに大東小、大東中などに演奏者募集チラシで呼びかけ、小学1年生から高校生の男女26人が参加し、盆踊りの歴史などに触れながら練習に励む。
 太鼓演奏は基本的なバチの持ち方や叩き方などを指導、笛はOGでもある稲田ゆかりさんが指導するなど、地域の伝統を未来につなげる懸け橋となるよう10日まで練習を続ける。
 同保存会で庶務を務める宗形秀夫さんは「今回QRコードで募集をかけたことも好評で、女子も太鼓の参加に申し込んでくれました。将来につながる事業にしていきたいです」と指導に力を入れていた。
 豊年盆踊り大会は午後6時から、同区民館で行われる。