須賀川市少年の主張大会 鈴木さん最優秀賞に輝く 中学生が考えや思いを熱弁


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    「少年の主張大会」の出場者たち

 第21回須賀川市少年の主張大会・市青少年健全育成推進大会は7日、各校代表や保護者ら約100人が参加してtetteで開かれた。最高賞の最優秀賞には鈴木優芽さん(須賀川二中3年)「大人への約束」が選ばれた。
 須賀川市教委、市明るいまちづくりの会連絡協議会主催。
 市内の中学生たちが日頃考え感じていることを広く社会に向けて発表する機会を提供し、大人たちが青少年健全育成に理解を深めることが目的。市内中学校・義務教育学校の代表10人が発表した。
 開会式で森合義衛教育長が「共に学び、共に育ち、共に生きる人づくりを我々が一体となって担うことが大人の責務です。子どもたちが自らの力でこれからの社会を生き抜く力を身につけられるよう理解と協力をお願いします」とあいさつした。
 柿沼孝明須賀川一小校長らが審査員を、司会はジュニアボランティアの須賀川二中1年の熊田奈々さんと阿部心咲さんが務め進行し、生徒たちは「SDGs」「ジェンダーフリー」「脱スマホ」などをテーマに堂々とした主張を発表した。
 青少年健全育成推進大会は、若林伸治市企画政策課長が「『好きの力』~すきです わたしの すかがわ」のテーマで、シティプロモーション事業や事業にかける思いなどを紹介した。
 最優秀賞、優秀賞受賞者5人は9月26日に川俣町中央公民館で開かれる県大会に市代表候補者として推薦される。
 成績は次の通り
 ▽最優秀賞=鈴木優芽(須賀川二3年)「大人への約束」
 ▽優秀賞=善方月野(岩瀬3年)「『強いひと』になる」、河原胡々菜(須賀川一3年「『脱スマホ』鮮やかな毎日へ」、澁木柚(西袋3年)「一致協力」、吉田陽稀(小塩江3年)「僕のかけがえのない宝物」
 ▽優良賞=海老沼蕗(大東3年)「安楽死の法律化は必要か」、佐藤未空(長沼3年)「思いを引き継いで」、坂本明佳里(須賀川三3年)「ジェンダーフリーな世界」、佐藤ゆりあ(稲田学園9年)「私にとっての『正解』とは」、岡部結真(仁井田3年)「僕は一人じゃない」