仲間とともに未来を誓う 天栄村20歳と10歳の集い


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    10歳代表者からのメッセージを受ける佐々木さん

 天栄村の「20歳と10歳の集い」は15日、文化の森てんえいで開かれ、これからの社会を担う20歳48人と、10歳30人に証書など渡し、若者たちが仲間とともに未来への誓いを新たにした。
 添田勝幸村長が20歳代表の矢部達也さんに「20歳証書」と記念品として寿々乃井酒造店、松崎酒造のオリジナルラベルを貼った4合瓶各1本など手渡し、同じく代表の稲川楓生海さんが記念樹を贈呈した。
 また10歳代表の山田柊さん(広戸小)、吉田結葵さん(大里小)、増子由依さん(牧本小)に「10歳証書」を贈った。
 添田村長は「20歳の皆さんは高校生の頃に新型コロナで不自由を強いられた世代だが、頼もしく成長した姿を見られて、大変うれしく思う。今後もチャレンジ精神忘れずに、それぞれの思いが未来に進んでいくことを願っている。10歳の皆さんはよく学び、よく遊び、家族や学校への感謝を忘れずに、たくさんの経験をしてほしい」と式辞を述べた。
 来賓の大須賀渓仁村議会議長、吉田誠県議が祝辞を述べた。
 10年後の自分にあてたメッセージは安藤羽衣さんが預託し、10年前のメッセージ返却は蛯原風馬さんが受け取った。
 また10歳代表の國影遥さんが「僕も尊敬される大人になれるよう頑張ります」と述べ、20歳の佐々木諭吉さんが「若さは有限であり、今しかできないことを優先して頑張ってください」と応えた。
 20歳代表の黒澤優斗さんは「私たちは自立した個人として責任ある行動をとり、他者への配慮を忘れず、自らの軸を持って生きていくことが求められている。自然豊かな天栄を誇りに思い、仲間と誓いをともにし、皆さんに恩を返していきたい」と謝辞を述べた。
 式終了後は10歳と20歳の交流会で盛り上がった。

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