活動2年目を迎えたスポーツ少年団「須賀川アカデミックマーチングバンド」は夏休み期間中も須賀川一小や円谷幸吉メモリアルアリーナなどに集まり、全国大会出場を果たすため、心を一つにした演奏・演技の練習を重ねている。
同団体は須賀川一小特設マーチングバンド部の後継団体として昨年3月に設立した。現在は小学1年から6年まで約30人が所属し、保護者や関係者らのバックアップのもと活動している。
全国に向けた第一関門である県大会は9月15日、県営あづま総合体育館で行われる。
須賀川は「サウンド・オブ・ミュージック」で金賞を狙う。
楽曲は4月に決定し、これまで外部講師も迎えながら練習に励んできた。
特設部時代から活動している溝井響弥部長(須賀川一小6年)は地域移行した現在の団体について「ほかの学校の同級生とも下級生とも交流して楽しく活動できています」と話す。「夏休み中は特に演奏をしっかりできるように練習してきました。県大会に向けて動きと音をより正確にできるようにして、みんなで心を合わせ、一つの音楽を作りたいです」と意気込んだ。
子どもたちは体育館で大粒の汗を輝かせ、上級生が下級生にアドバイスを送るなどしながら、演奏に熱を入れていた。
県大会は須賀川一小時代から数えると28年連続の東北大会出場がかかっており、須賀川らしい「We Love マーチング」を体現した音楽に期待が高まる。