須賀川市社会福祉協議会のサマーショートボランティアの事後研修は21日、tetteで開かれ、高校生たちがそれぞれの活動先で得た学びをグループワークなどで共有した。
福祉の仕事体験を通してボランティアに理解を深めるもので、今年は高校生約190人が市内の福祉施設や病院、児童施設など34カ所で活動した。
事後研修で吉田裕司地域福祉課長はどんな出会いがあったか、将来に活かせるどんな学びがあったかなどを問いかけ、高校生たちは新鮮な環境で挑戦した数日間をそれぞれ振り返った。
多様性に関する映像を視聴した後、それぞれが活動で得たものをふせん紙にまとめ、グループごとに共有した。
代表者らは「日常生活では経験できないことを体験できた」「新しい出会いがあった」「もっと積極的に行動やコミュニケーションができるようになりたいと思った」などの感想を発表した。
最後に修了証を受けた参加者らは、ひと夏のボランティア活動を経て成長した頼もしい表情を見せていた。