世代超えて交流楽しむ ちいき食堂「いずみの里」


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    世代間交流を楽しむ来場者たち

 須賀川市大町でデイサービス和泉の郷を運営するマルイズミ(田村和秀代表)のちいき食堂「いずみの里」は25日に開かれ、会場に集まった子どもたちや高齢者、ボランティアらが世代を超えて交流を楽しんだ。
 「いずみの里」は地域貢献活動の一環として、誰もが気軽に集まり、みんなで食卓を囲んで会話などを楽しめる居場所を提供するため、毎月最終日曜日に和泉の郷の施設を開放して開いており、今回で2回目となる。
 今回は市社会福祉協議会を通じて集まったボランティア4人も運営に協力し、来場者にガパオライスやスイカなど振る舞った。
 提供するメニューのほとんどは支援として寄せられた材料や和泉の郷で作っている野菜を使用しているという。
 来場者たちは笑顔で食事を味わいながら、身近な出来事など何気ない会話と交流で憩いの時間を過ごし、「次も楽しみにしているね」と満足気に帰った。
 田村代表は「こうした取り組みを通じて、故郷である須賀川に少しでも恩返し出来たら」と意気込む。
 次回の「いずみの里」は9月29日午前11時から開かれる。
 食事は高校生まで無料、大人は200円。
 なお田村代表はこのほかにも地元大町の介護予防として大町町内会、大町むつみ会と連携した「カッパ健活クラブ」を定期的に開き、看護師や作業療法士の専門的な知識を活かした体操で地域のフレイル予防や認知症予防に取り組んでいる。
 次回の活動は30日午前10時半から大町会館で行われる。参加費は無料。