自転車盗は倍増傾向 須賀川署 街頭啓発で注意喚起


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    帽子型ヘルメットなどPRする熊谷アナたち

 須賀川署とダイユーエイト須賀川東店の犯罪被害防止・自転車対策キャンペーンは2日、同店で開かれ、川上敦署長や同署広報大使の熊谷七海福島テレビアナウンサー、県警マスコットの福ぼうしくんらが買い物客に、自転車用ヘルメット着用や管内で増加する自転車盗、万引きへの警戒など呼びかけた。
 県警とダイユーエイトが今年6月に締結した「安全で安心なまちづくりに関する協定」に基づく取り組み。
 防犯・交通ボランティアや同店の店員、須賀川署員ら約30人が参加した。
 管内では自転車が盗まれる事案が今年に入って30件を超しており、既に昨年1年間の倍近くまで増えている。
 特に学生が被害に遭うケースが多く、亀田治男生活安全課長は「盗まれた車両は無施錠だったものも少なくない。ツーロックなどで防犯を強化してほしい」と述べた。
 このほかにも万引きが昨年より増加しており、注意が求められる。
 広報活動ではこのほか、なりすまし詐欺被害防止へ啓発チラシや清陵情報高が製作に協力した啓発グッズなども配った。
 また努力義務化した自転車のヘルメット着用を促すため、帽子型ヘルメットなどの見本を並べたコーナーも設け、大切な命を守るため、その必要性に理解を呼びかけていた。

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