須賀川牡丹園保勝会の牡丹栽培管理者養成実践講座は3日、14人が受講しフラワーセンター体験学習室と牡丹園内で牡丹の剪葉と剪定の技術を学んだ。
講師の橋本公助牡丹園保勝会管理次長が、 剪葉の基本を説明したあと、花芽に十分栄養を行き渡らせるために、付け根の葉や細い枝などの切り取り方、牡丹の木を育てるために光が差すようなポイント、幹を太らせる方法など説明しながら剪定を実践した。
良い芽の残し方や枯れた葉を取り除くことで病気や害虫の発生を予防する効果など、剪定をしながら学んでいた。
同講座は牡丹樹の育成管理研修を通して、市の花でもある牡丹に関する専門的な知識や技術を習得し、栽培管理者として地域の牡丹文化の向上を図ることを目的に、牡丹病斑部の見分け方、寒牡丹の咲かせ方、剪定の仕方などの栽培管理を習得している。