阿武隈小せせらぎスクール 遊水会と江持橋下のゴミ拾い


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    江持橋下で説明を受ける児童たち

 ふるさとを流れる河川の環境美化・保全活動に取り組む須賀川市民有志団体「遊水会」と阿武隈小5年生61人は3日、学区内の江持橋下の阿武隈川で「せせらぎスクール」を実施し、河川敷のゴミ拾った。
 市環境課ESD環境教育推進事業の一環で開講し、阿武隈川に入り水生生物採取と水質調査を予定していたが、連日の降雨による水量増加のため断念した。
 安全を確保しながら水温測定と水の透明度などを観察、薬品を使ったパック(COD調査)を班ごとに行い、降雨の影響もあって「きたない水」の結論を出した。
 前日までに遊水会メンバーが採取していた水生生物を班ごとに分類、調査、集計した結果は「ややきれいな川」に位置づけられた。
 児童たちは7月に今回の調査場所上流にあたる勢至堂馬尾の滝で水質調査も実施しており、上流と下流域の水質生物の違いなどを確認し、きれいな川を守るためにはどうすればよいかを学校で話し合った。