最高賞は志田さんに輝く 岩瀬地区小学校児童理科作品展


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    最高賞に選ばれた志田さんの作品
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    じっくりと内容に目を通す教諭たち

 岩瀬地区小学校児童理科作品展の審査会は5日、ムシテックワールドで開かれ、最高賞のムシテック理事長賞に志田湊さん(須賀川一小6年)の「プロペラ型風車の研究」が選ばれた。
 児童らが夏休み中や以前からの研究をまとめた329点が寄せられた。
 審査は富永陽一岩瀬地区理科部長と理科教諭らが務めた。理科部長賞を各学年から1人厳選し、その中から最高賞を決めた。
 志田さんは環境問題や再生可能エネルギーに興味を持ち、扇風機や換気扇のプロペラについて、羽の大きさや枚数、角度の違いがなぜあるかなど詳細に調べた。
 実験のため3Dプリンタで風車を自作したり、その過程でCADの使い方も学んだという。43ページに及ぶ研究ノートは審査員をうならせていた。
 表彰式は15日午後0時半から同館サイエンスステージで行われる。
 作品展は7日から16日まで、ムシテックワールドのエントランスで開かれる。
 理科部長賞6点は県大会に推薦する。審査会は10月22日にいわき市で開く。さらに三春町のコミュタンで11月30日と12月1日に展示する。
 ムシテック理事長賞・理科部長賞・特選は次の通り(後日、紙面に掲載する)。
 ◇ムシテック理事長賞・理科部長賞=志田湊(須一6年)
 ◇理科部長賞
 ▽1年=平栗愛紘(阿武隈)「すずしくいられるのは なにいろのようふくかな?」
 ▽2年=鈴木茉白(鏡石一)「ミニトマトはどこから赤くなるのか?」
 ▽3年=渡辺さくら(西袋一)「ムネアカオオアリの2つのコロニーの生活を見くらべてみよう」
 ▽4年=山家結翔(須三)「ずっとみたかった!いろいろな微生物パート4猪苗代湖のミジンコたち~ミジンコがいる水質とは」
 ▽5年=須田理瑚(白江)「カイコのたまごからマユになるまで」
 ◇特選
 ▽1年=山寺似佳(柏城)正木里穂(鏡石一)
 ▽2年=渡辺穂乃果(西袋一)車田亜結莉(広戸)志田莉理(須一)
 ▽3年=樋口喜紀(阿武隈)正木里緒菜(鏡石一)吉田怜央(鏡石二)関根和貴(須二)
 ▽4年=小松咲希(鏡石二)樋浦莉緒那(仁井田)石川湊(西袋一)稲垣結(同)根本ももか(須二)国分翔(須一)
 ▽5年=佐藤優奈(須三)菊地史泰(須一)安藤颯(須三)高橋寛英(西袋一)井上奏心(同)黒河内颯人(同)黒澤岳(大里)
 ▽6年=円谷悠月(鏡石一)松岡俊佑(白江)室井瞳衣(柏城)根本結唯(仁井田)壁谷あかり(須一)

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