福島と台湾をつなぐダンスアイドルユニット「福島もも娘from Taiwan」のメンバーらは10日、市役所を訪れ、大寺正晃市長に面会した。21日に福島空港で開かれる「空の日フェスティバル」ではステージに立ち、歌や踊りで福島と台湾の交流を盛り上げる。
台湾在住のアイドル4人からなるユニットで、両地の友好促進などを目指し、今年5月から活動を開始した。県から「あったかふくしま観光交流大使」にも任命され、現在は月の約半分を県内で過ごし、福島空港の台湾定期チャーター便のお出迎えや各種イベント参加などを行っている。
表敬訪問はメンバーのルーシーさん(23)、ペイペイさん(21)、アイゴさん(20)のほか、プロデュースしたサクラ・シスターズ(飯舘村)の峯岸ちひろ社長らが出席した。
大寺市長はメンバーに須賀川の土産を手渡し、「まずは須賀川市の良いところを知ってもらいたい。また台湾から見て足りないところがあればアドバイスしてほしい」として、市内のウルトラマンモニュメントやtette、松明あかしなどをPRした。
最後に市役所前にあるウルトラの父モニュメント前で記念撮影し、メンバーたちも好印象を得ている様子だった。
峯岸社長は「ご紹介いただいたウルトラマンモニュメントを全て回り、写真やショート動画をSNSで発信し、台湾の人に須賀川をアピールしたい。また県内の伝統や芸能とコラボレーションし、新たな文化として発信したい」と語った。
なお空の日フェスティバルでは午前11時半から、峯岸社長とフリーリポーター鈴木美伸さんがトークショー「行こ行こ!台湾」を開き、福島もも娘は福島をテーマにした新曲「鈴なりレボリューション」などを歌う。