石川町で8月18日に行われた第5回東日本空手道選手権大会の組手小学5年男子の部で優勝した舘野珀翔さん(須一小)、同中学重量級で準優勝した舘野旺恭さん(須一中1年)の兄弟は17日、市役所で大寺正晃市長に結果などを報告した。
2人は須賀川市「一撃」空手道スポーツ少年団に幼稚園児の頃から入門し、現在は全国大会をはじめ各種大会で活躍している。
東日本選手権は極真空手道連盟極真館福島県支部の主催。
2人は得意の後ろ回し蹴りやローキックを武器に同学年のライバルや上級生などと対戦した。
珀翔さんは「良い成績を残せて良かったです。来年11月の世界大会に向けてもっと鍛え、優勝したいです」と語った。
旺恭さんは「3年生も出場する大きな大会で準優勝できてうれしかったです。でも練習不足や気持ちの弱さもわかったので、克服して世界大会制覇を目指します」と述べた。
報告会では2人が技を披露する一場面もあり、大寺市長はキックミットで蹴りを受け止め、「速いのにずっしりと重い蹴りだった」と笑顔でたたえた。
また将来の夢など質問し、可能性に満ちた2人の未来にエールを送った。
報告は2人のほか両親と「一撃」空手道の古川達也代表も同席した。