沿線風景のジオラマを作る 水郡線開通90周年イベント ワークショップが始まる


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    開講した水郡線ジオラマ製作ワークショップ

 県は水郡線全線開通90周年記念イベントとして、沿線自治体8市町村による風景を切り取った「水郡線ジオラマ」を製作する。須賀川市のジオラマ製作ワークショップは26日からtetteで始まり、13人が参加した。11月7日まで計4回開く。
 スポンジや針金、発泡スチロールなど身近な材料とペーパークラフトなどを使い、ヨコ90㌢・タテ45㌢の土台に沿線の風景を思い浮かべながらジオラマを仕上げる。構想図に沿って大仏大橋を中央に置き、手前に阿武隈川、右に空港、左にウルトラマンや川東駅など作る予定となっている。
 開講式で若林伸治市企画政策課長が「5歳児から80代まで幅広い年齢層から参加いただきありがとうございます。水郡線を改めて見直し、多くの市民に親しまれることを願っています。楽しんで作ってください」とあいさつした。
 参加者の自己紹介のあと、講師に川島工房=いわき市=の川島力代表ら2人を迎え、作り方のポイントなど説明を受け、ペーパークラフトの組み立てたり、材料を使って模型を作りながら、山や川、上空を飛ぶ飛行機など大仏大橋周辺の情景を再現していった。
 今後は10月10日、24日、11月7日の午後4時から7時までtette3階ルームで開く。定員に達していないため、参加希望者を随時受け付けている。申し込み、問い合わせは市企画政策課(℡ 0248-94-7173 )まで。
 完成したジオラマは11月30日、12月1日に磐城塙駅前や周辺施設で開かれる「ふくしま鉄道博」で、8市町村の沿線自治体が手掛けたジオラマと接続させ、模型車両を走らせる。

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