消火訓練や起震車、防災食の試食 楽しみながら理解深める 防災フェアで様々な体験


  • 画像
    ホースを使った放水に挑戦する子ども
  • 画像
    模型による実験に驚く来場者たち

 須賀川市の楽しく学べる体験型イベント「すかがわ防災フェア」は29日、市役所で行われ、関係機関・団体が設ける29ブースで子どもから高齢者まで楽しみながら防災への理解を深めた。
 見る・体験する・学ぶをテーマに昨年度から始まったイベントで、防災を我が事として考え、日常の防災行動を促す。
 子どもたちはホースを使った消火訓練や起震車の地震体験、VRによる被災擬似体験などのほか、はしご車に乗る記念撮影や防災食の試食などを楽しんだ。
 また土石流模型に水を流し、砂防堰堤の効果と重要性を学んだ。
 正午頃には県消防防災航空隊の防災ヘリも上空を旋回し、普段より低位置で見る機体に歓声が上がった。
 災害用簡易段ボールベッド、ドローンの展示などもあり、幅広い世代の防災意識を高めていた。