須賀川市長沼地域出身のオリンピアン・相澤晃選手の活躍を顕彰する第3回相澤晃記念杯藤沼湖駅伝競走大会は29日、市内外から5部門に63チームが出場して、秋の藤沼路で健脚とチームワークを競い合った。
相澤選手は長沼小・長沼中、学法石川高、東洋大卒後、陸上の名門旭化成に所属、東京2020五輪1万㍍17位、元1万㍍日本記録保持者など数々の輝かしい実績を残している。
現役トップアスリートとして多くの後輩たちのあこがれの選手であり、地域を挙げて“第2の相澤”を目指し、起伏に富み相澤選手も学生時代に自力を養った藤沼湖自然公園を会場に駅伝大会を企画し、子どもから一般まで多くのアマチュアランナーが集結した。
開会式に続いて一般ショートの部、小学生の部、一般・女子ロングの部の順にスタートし、白熱のタスキリレーを繰り広げ、沿道からは熱い声援が送られていた。
ゲストランナーには相澤選手と大会主催者で郡山市の中長距離実業団チーム「スリーエフ」所属の田母神一喜選手が小学生ランナーらと一緒にコースを駆け抜けた。
大会終了後は相澤選手のランニングクリニックを行い、実際に取り組んでいる練習前のウオーミングアップなどを紹介し実践した。
成績は次の通り。
▽一般ショートの部①MAXPROJECT(15分55秒)②芳賀さんに花束を③新エーカゲン四世▽小学1・2年生の部①猪苗代T&FチームD(24分26秒)②ⅢFジュニア③猪苗代T&FチームE▽小学3~6年生の部①ⅢLab(16分47秒)②日立AC③猪苗代T&FチームA▽一般ロングの部①MAXPROJECT(35分32秒)②LeapRC③円谷ランナーズチームA▽一般ロング女子の部①天栄村駅伝チームF