県防犯協会連合会の地域安全標語コンクール表彰伝達式は3日、須賀川署で行われ、中学生の部で最優秀賞に選ばれた須田竜生さん(須賀川一中1年)をはじめ中学生5人に賞状が贈られた。
全国地域安全運動及び全国暴力追放運動に向けた行事の一環で、県内の小・中・高校生、一般から地域の安全に関する標語を募り、防犯意識の高揚を図る。
今年は「様々なかたちの防犯ボランティア活動」「暴力団のいない社会づくり」の2つをテーマに969点が寄せられた。
川上敦署長から賞状を手渡された須田さんは「まさか受賞できると思っていなかったのですごく驚きました。標語には暴力団になってほしくないという思いを込めました」と喜んだ。
そのほかの受賞者たちも「標語を通じて安全な地域になってほしいです」「受賞にびっくりしましたが、とてもうれしいです」など感想を述べた。
須賀川・岩瀬管内の受賞者は次の通り。
【暴力団のいない社会づくり】
▽最優秀賞=須田竜生(須一1年)「暴力団そこは闇しか待っていない」▽優秀賞=箭内七海(須三2年)「平和な日暴力0で笑顔咲く」▽佳作=秋元翔汰(同1年)「暴力は悲しむ人が増えるだけ」
【様々なかたちの防犯ボランティア活動】
▽優秀賞=小林凛華(須一1年)「見守りでみんなの笑顔咲きほこる」▽佳作=佐藤礼菜(須一2年)「挨拶で不審者見分ける地域の目」