若年性アルツハイマー型認知症の当事者である神原繁行さんを講師に迎えた研修会は11月2日午後2時から、tette5階で開かれ、現在も医療機関で働きながら「あきたオレンジ大使」として啓発活動などに取り組む神原さんが「認知症になっても自分らしく」をテーマに講話する。
あさかホスピタル認知症疾患医療センター、星総合病院認知症疾患医療センターの主催、須賀川市、須賀川中央地域包括支援センターの共催。
神原さんは現在も勤務する精神科病院で看護部長を務めていた約2年前、58歳ながら同疾患の診断を受けた。現在は部署を変更し、リハビリ部門で社会復帰を目指す患者のサポートや認知症の啓発に取り組み、今年1月には東北6県で初めてとなる「あきたオレンジ大使」の委嘱を受け、イベントや交流の場に活動を広げている。
研修会では「認知症と診断されたら」「不安や悩みの解消法は」「仕事との両立は」「どんなサポートが必要か」など、当事者だからこそ話せる内容を詳しく紹介する。
また申し込みの際に、神原さんへの質問も受け付ける。
対象は地域住民、介護・医療機関職員で、参加は無料だが事前申し込み(https://www.task-asp.net/cu/eg/lar072079.task?app=202400163)が必要となる。インターネットからの申し込みが難しい場合は市長寿福祉課(℡ 0248-88-8116 )で相談を受け付ける。