福島空港などで大暴れ! すかがわ特撮塾のエキストラ撮影


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    福島空港に登場した「フェザーロン」
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    怪獣登場で空港から逃げるエキストラたち

 須賀川特撮アーカイブセンターのすかがわ特撮塾3期生は2日から4日にかけて、福島空港や市役所などでエキストラ約30人を迎えて特撮・ドラマパートを撮影した。
 塾オリジナルの空飛ぶ怪獣「フェザーロン」が、塾生考案の脚本にそって須賀川と福島空港を舞台に大暴れするオリジナルストーリー。
 暴れるフェザーロンを落ち着かせる歌は、須賀川市歌のメロディに塾生がオリジナル歌詞をつけるなどの工夫を凝らした。
 塾長で現代特撮の旗手の一人田口清隆さん(ウルトラマンブレーザーメイン監督)と常任講師の島崎淳さん(特撮コーディネーター)らが塾生の活動をサポートし、エキストラ撮影は田口塾長自らメガホンを取った。
 市役所での撮影には大寺正晃市長、田口監督の盟友でウルトラマンゼットなどにも出演した俳優の青柳尊哉さんのゲスト出演もあり、塾生たちも青柳さんからドラマ指導などを熱心に受けていた。
 特撮塾1、2期OBや市民有志団体「すかがわ特撮応援隊」メンバーもサポートに駆けつけエキストラ出演や撮影アシストなども務めた。
 今回撮影した映像などを基に塾生たちが編集作業などを手がけ、来年3月の一般公開を予定している。
 特撮塾は須賀川出身で初代ゴジラ(今年生誕70周年)の生みの親で特撮の神様と呼ばれる円谷英二監督の創作にかける情熱や現代特撮の技術を受けつぐ、“第2の円谷”育成を目指す取り組み。今期は市内在住の中高生11人が受講している。