鏡石町と「食と健康」分野で連携協定を結ぶ郡山女子大付属高食物科生らが開発した「鏡石のいちごとりんごを使用したクランブルタルト」の販売会は9日、まちの駅かんかんてらすで行われ、買い物客らから人気を集めた。
町と同校は令和2年度から「食と健康」分野で連携協定を締結し、イチゴを使ったスイーツづくりや町内小学校での食育授業などを実施している。
開発にあたっては先月「鏡石を味わうカフェ」プロジェクトで鏡石産シャインマスカットのクレープなどを考案・販売した黒田達弘八芳園シェフの監修を受け八芳園スタッフが指導した。
今回は6月に町内で収穫したイチゴと今が旬のリンゴをふんだんに使い、ピューレ状に加工して特製カスタードと一緒にタルト生地に流して香ばしく焼き上げ、クッキー生地を細かく砕いたクランブルを振りかけた。
限定100食を特設テントで代表生徒が販売を担当し、買い物客らにアピールした。
来店者からは「生地の香ばしさとフルーツの甘さがマッチしてすごくおいしかった」と好評を得ていた。