ふくしま駅伝 須賀川市は総合8位 鏡石町17位、天栄村26位


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    思いを託す須賀川市チーム
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    前走者をたたえる鏡石町チーム
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    タスキをつないだ天栄村チーム
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    ランナーに声援を送る須賀川市役所前

 第36回ふくしま駅伝(市町村対抗県縦断駅伝競走大会)は17日、白河市しらかわカタールスポーツパーク陸上競技場をスタートし、福島市の県庁まで16区間96・3㌔のタスキリレーを展開し、須賀川・岩瀬勢の3チームはそれぞれ見せ場をつくりながら地元を沸かせていた。
 一部区間のみ走行のオープン参加や連合を含め県内52チームが出場し、須賀川市が総合8位(5時間16分29秒・市の部6位)(前回総合8位)、鏡石町が総合17位(5時間27分59秒・町の部5位)(前回総合15位)と健闘した。
 天栄村は総合26位(5時間40分26秒・村の部4位)で前回よりタイムを約16分短縮、順位を9位上げて2年連続の敢闘賞に選ばれた。
 個人成績では、須賀川市4区の吉田翔真選手(関東学院大1年)が7・3㌔を21分53秒で昨年の3区に続き2年連続総合区間賞を掴んだ。
 鏡石町の2区増子陽太選手(学法石川高2年)は31位で受けたタスキを21人抜きで10位まで押し上げる快走を発揮、8・2㌔を24分02秒で同じく連続総合区間賞を得た。
 天栄村は1区の岩崎麻知子選手(拓殖大2年)がトップを独走し、昨年逃した総合区間賞でお茶の間を沸かせた。
 このほか8区で天栄村の黒澤大夢選手(天栄中3年)、16区で鏡石町の石井智大選手(かがみいしSC)がそれぞれ町村の部区間賞と健闘した。
 今年は例年より気温が高い中での大会となり、選手たちは苦しそうな表情を見せながらも必死にタスキをつなごうと走り続け、沿道からは拍手と声援が送られていた。
 須賀川・岩瀬勢で区間総合10位以内受賞者の個人記録は次の通り。
 ▽1区(4・0㌔)①岩崎麻知子(天栄・拓殖大2年)▽2区(8・2㌔)①増子陽太(鏡石・学法石川2年)⑨海村蓮(上武大4年)▽4区(7・3㌔)①吉田翔真(須賀川・関東学院大1年)▽5区(6・4㌔)⑤本田貴大(須賀川・日本工機)▽6区(8・3㌔)⑨鈴木奏真(須賀川・明治大1年)▽7区(5・5㌔)⑦遠藤風翔(須賀川・西袋中3年)▽8区(4・0㌔)④溝井颯介(須賀川・須一中3年)▽12区(7・0㌔)④根本貴志(須賀川・須賀川地方広域消防組合)▽13区(4・8㌔)⑦五十嵐葵(須賀川・日大東北高3年)▽14区(5・7㌔)⑨赤塚祐星(須賀川・仁井田中3年)▽15区(3・4㌔)⑩角田美智子(鏡石・ⅢF)▽16区(8・4㌔)④石井智大(鏡石・かがみいしSC)