数字にまつわる昔話など楽しむ ゲストに俳優の相樂孝仁さんも 100回記念「風流の民話館」


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    数字にまつわる昔話を楽しんだ記念会

 すかがわ昔話の会の第100回記念「風流の民話館」は16日、市内外から約60人が参加して風流のはじめ館で開かれ、数字にまつわる昔話朗読などを楽しんだ。特別ゲストに市出身の俳優相樂孝仁さんを迎えた。
 平成20年度から芭蕉記念館で奇数月第3土曜日に開いてきた「芭蕉すかがわ民話館」を継続し、須賀川・岩瀬地方や県内に伝わる民話や地元の歴史、偉人などをテーマにした語りを披露している。
 東日本大震災や芭蕉記念館移転、コロナ禍などで幾度か休みを重ねたが、この間に「ふるさとカルタ」を発行して地元学校や公共施設などに寄付してきた。
 同昔話の会の七海春恵さん、斎藤澄江さん、露木則子さん、鈴木志津枝さん、相樂市子さん、安田きよ子さん、七海ひろみさんをはじめ、郡山民話語り部の会、ふくしま四人会もゲスト出演した。
 また朝ドラ「エール」の福島弁指導・出演した俳優の相樂さんは母親が会員である縁で特別に招かれ、「空を飛んだかめ」を披露した。
 地元方言を交えた数字にまつわる昔話の数々に来場者たちも懐かしそうな表情を浮かべ聴き入っていた。