稲田コミュニティセンターのeスポーツ交流会は19日に開かれ、高齢者と小学生の約40人がデジタルのボウリングや和太鼓演奏などを一緒になって楽しんだ。
同センター、稲田明るいまちづくりの会の主催。
県の「eスポーツによる『ふくしま』活性化事業」の一環で、年齢や性別を問わず、幅広く楽しめるeスポーツ(ビデオゲーム等)の特性を活かしながら、高齢者の生きがいづくりや多世代交流を促進する。
福島eスポーツ推進協議会の中河西宏樹代表や国際アート&デザイン大学校の学生らが遊び方などを説明し、色合わせのパズルゲームや自動車のレースゲーム、リズムに合わせた太鼓演奏などに挑戦した。
迫力ある映像や軽快なリズムで子どもだけでなく高齢者も生き生きとした表情を輝かせ、童心に帰ったように仲間同士で競い合う姿も見られた。
会場には休憩コーナーも設け、お茶を飲みながら盛り上がりを眺め、にぎやかな空気感を楽しむなど、それぞれに交流の時間を満喫していた。