須賀川市体育協会の創立70周年記念式典は30日午後5時から、グランシア須賀川で開かれ、安藤喜勝会長ら役員・理事14人に感謝状を贈る。講演会は日本オリンピック委員会の星香里常務理事が「2024パリオリンピックを振り返って」をテーマに講話する。
式典は約60人が出席し、安藤会長が式辞、来賓の大寺正晃市長、北村清士県スポーツ協会長が祝辞を述べる。
講師の星常務理事は福島大大学院教育学研究科を修了後、教員として天栄中や須賀川二中に勤務し、県体育協会に派遣され、中通り広域スポーツセンターで総合型地域スポーツクラブの創設・育成などに携わった。その後、スポーツ庁、文部科学省大臣官房付を経て現職に就く。
講演終了後は祝賀会を開き、記念すべき年を祝いながら、さらなる躍進に向け親睦を深める。
記念事業はこれまでの歩みなど振り返る記念誌を発行するほか、会員用にシューズ袋、式典用にフェイスタオルを製作・配布する。記念誌は10年間の役員等や各種受賞者の紹介、スポーツ分野における活躍などの経過、加盟34団体の紹介等を掲載する。
市体育協会は昭和29年6月にスポーツ10団体により結成し、市民のスポーツ振興を通じ地域住民の健康と体力の向上を図ってきた。またスポーツ精神を高揚し、明るくたくましい市民の育成に貢献してきたこれまでの取り組みは、全国に名を馳せる数多くの選手育成にもつながっている。
70周年の感謝状贈呈者は次の通り。
▽会長=安藤喜勝▽副会長=伊藤平男(市卓球協会)梅津宣弘(石背柔道会・須賀川クレー射撃協会)▽元理事=國分洋(須賀川ソフトボール協会)▽理事=橋本孝男(須賀川ソフトテニス協会)佐浦雅明(須賀川剣道連盟)本田実(岩瀬郡市陸協)渡辺克則(銃剣道連盟須賀川支部)門馬功(国際空手道連盟極真会館須賀川支部)水野彰久(須賀川ターゲットバードゴルフ協会)佐藤成行(市カローリング協会)真壁正芳(市ミニテニス協会)関根照夫(須賀川サッカー協会)込山勝博(市少林寺拳法協会)