郡山市から水戸市までつなぐ水郡線は4日、全線開通から90周年を迎えた。記念イベントの一環で赤茶色の「レトロラッピング車両」を使用した水郡線90周年福島号が1日、郡山駅から川東駅を通過し、磐城塙駅まで走った。
各地の沿線には、たった1日の特別列車をひと目見ようとする鉄道ファンの姿も並んだ。
また須賀川市役所1階みんなのスクエアでは3日から市内沿線風景のジオラマを展示している。
記念事業の一環で市民らが手掛けたもので、川東駅周辺の民家や畑、大仏大橋や阿武隈川などのほか、上空には飛行機が飛ぶ須賀川らしい風景をヨコ90㌢・タテ45㌢に収めた力作であり、来庁者の注目を集めている。