ムシテックワールドの実験プログラム「電子オルゴール作り」は30日に開かれ、親子らがホチキスなどで電子回路を組み立て、太陽光で動く手のひらサイズの電子オルゴールを完成させた。
東北村田製作所の協力で、午前と午後の各2回にそれぞれ約10家族が受講した。
同社のスタッフが講師を務め、作り方などを指導した。
回路はハンダゴテなど使用せず、セラミックコンデンサや圧電サウンダ、メロディICなどの材料をプラスチック板の上に敷いたアルミテープにホチキスで固定して仕上げた。
子どもたちは保護者の力を借りながら真剣な表情で作業を進め、電子音が鳴ると耳を近づけて喜んでいた。
最後は収納ボックスに色とりどりのシールを貼って飾り付け、自分だけのオルゴールに仕上げていた。