岩瀬書芸連盟の杉岡一郎会長が入選を報告 日展で2度目 須賀川市に「龍飛」の書を寄贈


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    「龍飛」の書を寄贈する杉岡会長(左)

 岩瀬書芸連盟の杉岡一郎会長は5日、2度目の日展第5科(書の部)入選の喜びを市役所で大寺正晃市長に報告し、今年の干支から選んだ自筆の「龍飛」の書を市に寄贈した。
 杉岡さんは同連盟会長とともに市文化団体連絡協議会長に就き、市文化祭実行委員長なども務めた。
 日展は明治40年の第1回から日本の美術界をリードし続ける117年の歴史を誇る総合美術展で、書は昭和23年の第4回日展から公募に加わった。
 今年の第11回日展書の部は全国から8662点の応募があり、入選は12・8%の1114点。
 杉岡会長の入選は令和3年第8回日展以来2度目で入選作品は七言律詩の「陸游詩」。
 杉岡会長は日展入選を「時代によって技術や表現も変わり、日展は私自身の最大の挑戦です。体力が続く限り出展し続けたい」とし、市長からの入選祝電に感謝を伝え、自筆の額入り書を市に寄贈した。