旧長沼高敷地再利用へ 現地を見学し意見交換


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    旧長沼高跡地を見学する参加者たち

 こおりやまエリアプラットフォームの旧長沼高校舎見学会と意見交換会は6日、須賀川市や郡山市などの8社約20人が出席して現地と長沼コミュニティセンターで開かれた。
 郡山市と東邦銀行の包括連携協定に基づき構築した産官学金協議の場。活動6回目の今回はこおりやま広域圏連携事業に位置付け、須賀川市を加えた3者連携事業として開いた。
 旧長沼高は県内高校再編に伴い、令和4年4月に須賀川創英館高として旧須賀川高と統合し移転した。
 旧校舎は県、学校敷地は須賀川市が所有・管理しており、跡地再活用に向けて県は令和9年の取り壊しを計画している。
 旧長沼高跡地は現在利用されておらず、市は地元住民らとの協議を重ねている。
 民間レベルでの裁量により新たな価値ある場所への可能性を探るため今回の見学会・意見交換会となった。参加者らは旧校舎と敷地を視察し、グループに分かれて意見交換した。
 参加者からは工場や入浴もできるアミューズメント施設などのアイデアが出されたが、現段階での具体的な再利用方針は定まっていない。

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