須賀川署協議会は12日に同署で開かれ、委員約10人が今年度に県警が導入した新型ドライブシミュレーターの体験などを通じ、警察業務に理解を深めた。
同協議会は地域住民の代表となる委員が警察署と意見を交わし、警察署の業務運営に民意を反映させ官民一体で、よりよいあり方を目指すもの。
川上敦署長のあいさつに続き、代表者がドライブシミュレーターに挑戦した。
コントローラー一体型のハンドルとアクセルやブレーキなどが付いた持ち運び可能なもので、歩行者の飛び出しなどヒヤリハットの場面など擬似的に体験できる。
また映像に登場する動物の色当てなど、認知・記憶力も試される。
体験者は現実と異なる運転感覚に戸惑いながらも楽しんでいる様子だった。
このほかSNSなど悪用して特殊詐欺など行う匿流(匿名・流動型犯罪グループ)の現状や、マイナンバーカードと運転免許証の一体化などを講話した。