須賀川二小の柔道教室は17日、市武道館で開かれ、2年生59人が礼の仕方や転んでも大ケガをしないための受け身の取り方などを学んだ。
生活科授業の一環で、石背柔道会の高橋巻夫さんが講師を務めた。
児童たちは高橋さんから柔道における正しい礼の仕方を教わって実践したほか、前方と後方のそれぞれに転んだ場合の安全な手のつき方も学び、畳の上で繰り返し挑戦した。
質問のコーナーでは「何色の帯が一番強いか」「柔道の技は何種類くらいあるか」などの疑問を投げかけ、それぞれ回答を得ていた。
高橋さんは視覚障がいを持ちながらパラリンピック柔道で活躍する県内出身の半谷静香選手を紹介し、「皆さんも夢をあきらめないで頑張ってください」とアドバイスした。
このほかデモンストレーションで石背柔道スポーツ少年団に加入する児童2人が高橋さんに背負い投げなどの技を仕掛け、投げ飛ばす姿を披露した。