須賀川、石川両消防署の救助隊合同訓練は17、18の両日、消防本部の鉄塔を使って行い、隊員の対応力や連携を強化した。
両消防署は消防訓練実行委員会の決定に基づき、8月から複数回にわたる合同訓練を実施しており、今回が最終回となる。
18日は鉄塔中腹に横たわる要救助者(人形)を都市型救助資材を使う複雑な想定で救助する訓練に臨んだ。
隊員3人が要救助者の元に向かい、隊長と情報を共有しながら指示に従ってロープを使った救助を試み、要救助者をゆっくりと安全に地上へ降ろした。
査閲した小針則雄消防長は「合同訓練の集大成として応用的な手技がなされ、統一的な救助活動が確立されていた。住民の付託に応えるためにも、皆さん自身の安全、確実、迅速な活動につなげられるためにも、引き続き訓練にまい進してほしい」と訓示した。