須賀川創英館・須賀川桐陽・清陵情報・岩瀬農業・須賀川二中の合唱部による第6回IWASEジョイントコンサートは22日、市文化センターで開かれ、中高生計約50人が心の通った歌声を響かせ、来場者に感謝を伝えた。
少子化に伴い各校の部員数が減る中で学校の垣根を越えて協力し合い、地域住民に日頃の活動の成果を披露し、一緒に歌い楽しんでもらいたいと令和元年から始まった。
各校ステージはそれぞれの学校が校歌やコンクール曲、イベント用の曲など披露した。
合同ステージは女声で「木綿のハンカチーフ」、男声で「プレイバックパート2」、混声で「年下の男の子」など昭和の名曲を歌い、幅広い年代から好評を集めた。
また東日本大震災の復興を願って作られた「前へ」では、折り重なるハーモニーが未来への明るい希望を表現し、来場者に感動を届けた。
高松玲花さん(須賀川創英館2年)、松田理音さん(須賀川桐陽2年)、渡邊勇斗さん(清陵情報2年)、伊藤さくらさん(岩瀬農業3年)、満山結愛さん(須賀川二中3年)が「大人数で歌うことで合唱の楽しさを再確認できた」「他校との交流を通して切磋琢磨し、高め合える存在がたくさんいると感じた」「3年生は最後のステージだったので一曲一曲を大切に歌うことができた」などそれぞれ感想を述べ、最後に「聖なる都」を歌い上げ、一年間の集大成となるステージに幕を下ろした。