須賀川リトルシニア野球協会の卒団式は21日、グランシア須賀川で開かれ、在団生や指導者、保護者たちが第30期卒団生8人の新たな旅立ちを祝福した。
今年の卒団生たちは昨年の秋季新人東北大会でベスト8まで勝ち上がり、チームとして15年ぶりの全国大会出場を果たすなど活躍した。
菊地大介会長は王貞治さんに荒川博コーチが送ったアドバイスなど紹介し「これからは自分の身体に合った自己努力と切磋琢磨を大切にしてほしい」とあいさつした。
また佐藤剛監督が一人ひとりの思い出と応援のメッセージを伝え、国分達弥父母会長もエールを送った。
卒団生は菊地会長と佐藤監督から修了証書と思い出の写真をまとめた記念品を受け、在団生代表の国分太陽主将(岩瀬中)が「あきらめず、粘り強く、一致団結してプレーする姿は僕たちのあこがれです。先輩たちを目指す覚悟でこれから頑張っていきます」と涙ながらに送辞を述べた。
卒団生代表の小黒尚輝前主将(須賀川三中)は「このチームで野球ができて、楽しく幸せだった。これから別の高校に進学しても、須賀川リトルシニアの誇りを胸に頑張りたい。後輩たちには『あきらめない気持ち』と『全員野球』の伝統を引き継いでほしい」と答辞した。
その後、卒団生を送る会を開き、活躍を振り返るDVD上映や卒団生の作文披露などで盛り上がった。
卒団生は次の通り(全員中学3年)。
鈴木遼馬(西袋)大槻凌平(須三)江花光陽(郡山五)沖津陽太(安積)桑名織司(須二)菊地玄武(同)影山洸明(仁井田)小黒尚輝(須三)