防火活動に活躍、模範に 天栄幼稚園幼年消防クラブに自治体消防75周年記念表彰


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    表彰を受けた天栄幼稚園幼年消防クラブ

 日本防火・防災協会の自治体消防75周年記念表彰伝達式は23日、天栄幼稚園で行われ、同園の幼年消防クラブに表彰状が贈られた。
 日頃から積極的に地域の防火防災活動で活躍している模範的な団体を表彰するもの。県内の幼年消防クラブは天栄が唯一となる。
 同園の幼年消防クラブは昭和62年に結団し、38年にわたり活動している。現在は全園児82人が秋季全国火災予防運動に合わせ、役場駐車場で防火パレードなどを実施したり、火災予防絵画ポスターコンクールの応募作品制作などを行い、子どもたちの防火意識を育むだけでなく、家庭、地域に防火思想を広げることに貢献している。
 伝達式は小針則雄消防長が桑名俊之園長に表彰状を手渡し、桑名園長は「園児の皆さんも受賞を励みにこれからも火災予防に努めていきましょう」と呼びかけた。
 園児らは「私たちは絶対に火遊びせず、お父さん、お母さん、先生の教えを守り、礼儀正しく素直な子どもになり、火災予防に取り組みます」と誓いの言葉を元気いっぱいに発表した。また火災予防呼びかけとして「火の用心、マッチ1本火事のもと 守りたい未来があるから火の用心」と声を合わせた。
 最後に須賀川地方広域消防組合のマスコットキャラクターの「マモタン」も登場し、園児らの受賞を祝福した。