須賀川市消防団の出初式は4日、団員ら約400人が出動して円谷幸吉メモリアルアリーナで行われ、団員たちは地域の安全安心は自分たちで守るための決意を新たにした。
はじめに今年の基幹団を3分団から4分団に交代し旗手が団旗などを継承した。
今年は地域連携事業の一環でラッパ隊の活動に須賀川アカデミックマーチングバンドスポーツ少年団の子どもたち10人が加わった。
統監の大寺正晃市長は「市民の安全安心を守るため、日夜問わず活動されていることに心から敬意と感謝を申し上げます。今後も消防団が活動しやすい環境整備に努めてまいります。地域連携事業が若い世代の皆さんに消防団活動に興味関心を持つ一助となることを期待します」と述べた。
五十嵐伸団長は「団員各位の常日頃の活動に対して改めて感謝申し上げるとともに、引き続き予防消防に努められますようお願いします」と訓示した。
通常点検で各分団の規律を正し、無火災班14班を表彰、団員就労事業所感謝状をいすゞ自動車東北(小谷哲司社長)に贈った。
来賓の佐藤暸二市議会議長、玄葉光一郎代議士らが祝辞を述べた。
無火災表彰受賞班は次の通り。
第1分団第1班、第2分団第2班、第4分団大桑原班、同越久班、同森宿班、第8分団市野関班、同田中班、第10分団宮本班、同古舘班、同堀込班、第12分団柱田班、第13分団大久保班、同畑田班、同深渡戸班