次代の円谷幸吉育成を目指す円谷ランナーズの新春恒例「走り初め」は4日、須賀川市翠ケ丘公園南舘芝生広場をスタート・ゴールに市内を駆け抜け、途中に十念寺の円谷幸吉選手の墓前で今年1年の目標を掲げた。
同団は「楽しく走れば速くなる」をモットーにふくしま駅伝須賀川チーム前監督の故芳賀敏郎さんが平成23年に設立した。東京オリンピック男子1万㍍に出場した相澤晃選手(旭化成)や、今年もニューイヤー駅伝で活躍をみせた阿部弘輝選手(住友電工)ら、多くの有望選手を輩出している。
走り初めは小中学生の団員やOBら約40人が参加した。今年は公園内に前日の雪が残っていたため、雪のない階段を使ったウオーミングアップも行い、白い息を弾ませ、体を暖めた後は翠ケ丘公園から市内を走った。
円谷選手の墓前で子どもたちは自己ベストの更新や大会での活躍など1年間の目標と、達成に向けた努力を誓った。
コースの途中、神炊館神社で参拝し、1年の安全と成長を祈った。
なお同団は小学4年生以上の団員を随時募集している。
練習は毎週水曜日午後6時半からと土曜日午後3時(冬期間は午後2時半)から、並木町グラウンドや円谷幸吉メモリアルアリーナで行っている。
問い合わせは水野武代表(suusantake2014@gmail.com)まで。