「充実した生活を」 小・中学校で3学期始業式


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    校歌を歌う6年生たち

 須賀川・岩瀬管内の小中学校3学期始業式は8日に各学校で一斉に行われた。
 このうち須賀川一小では全児童522人が新学期を元気に迎えた。
 始業式はテレビ放送で行われ、柿沼孝明校長は「今朝は昇降口でたくさんの人が自分からあいさつしてくれて、素晴らしい皆さんのことを誇りに思います」と述べた。また自身が子ども時代に家の手伝いをしていて大変だったが、両親から感謝されうれしくなったエピソードを紹介し、「2学期には『先生に頼まれ事をしたらすぐに返事ができた人』『自分から手伝わせてほしいと言った人』『頼まれる前に行動できた人』がいました。手伝いや係の仕事は大変でも、苦しいことを頑張ると必ず良いことがあり、頑張った貯金は心の通帳にたまり続けます。『ありがとう』と言われ、人の役に立つことほど人を成長させることはありません。3学期は学校の手伝いを進んで引き受け、充実した生活を過ごしてください」と呼びかけた。
 その後、校歌を斉唱し、学校全体に歌声を響かせた。
 今学期で小学校生活を終える6年生の男子は「短距離走が得意なので、3学期のうちに自己ベストの7秒8を更新して、7秒5で走れるよう毎日練習したいです」と意気込んだ。
 なお流行するインフルエンザによって休む児童・生徒もいるが、初日は各市町村とも学級閉鎖はなかった。