須賀川市と県立医大臨床研究イノベーションセンターの健康長寿講演会「認知症かもしれない!まずはどうする?―早期発見とその後について―」は2月22日午後1時半から、市文化センターで開かれ、認知症専門医である群馬大の山口晴保名誉教授と同イノベーションセンターの濱口杉大副センター長が早期発見の大切さや疑われた場合の行動などを解説する。
市と県立医大が連携して取り組む健康長寿推進事業の一環。
山口名誉教授はこれまでも市内で講演を行い、認知症予防や付き合い方のポイントとして、「夢中になれること」「生きがい」を見出す、仲間を作る、自分の価値観を持つことなどを紹介している。
濱口副センター長は総合内科が専門で、肺炎、高齢者終末期医療、リケッチア感染症を研究テーマとしている。
それぞれの観点から「なぜ認知症の早期発見が大切なのか」「スマートフォンを使った認知機能の測り方」「脳血管障害やうつ病などがもたらす2次性認知症」「認知症のような症状が出る病気について(物忘れなどの症状があっても認知症とは限らない)」「認知症かもしれないと思ったとき、どうすればよいか」などわかりやすく解説する。
司会は京都大名誉教授の福原俊一県立医大副学長が務める。
対象は60歳以上の市民のほか、鏡石町、天栄村、玉川村など近隣町村、白河市民も申し込める。
当日来場出来ない人のためにLINEからの生中継が視聴できる。
申し込みは今月23日までにプロジェクトの公式LINEアカウント(https://lin.ee/2R1FuSM)に登録すると送られてくる専用フォームから手続きする(手続きは2月7日まで受け付ける)。
問い合わせは市健康づくり課(℡ 0248-88-8122 )まで。