1月11日から木版画展「長谷川雄一展」　ギャラリーマスガ　自然への畏敬を描く

　須賀川市北山寺町、ギャラリーマスガの木版画展「長谷川雄一展」は11日から19日まで開かれる。直近５年に制作した45点を展示する。
　長谷川さんは会津若松出身の79歳。斎藤清から木版画の指導を受け、師とは違う抽象の世界で版木一枚での多色刷り技法を編み出し国内外で高く評価されている。
　作品は国内外多くの美術館や画廊に収蔵され、今も各地で精力的に個展を開く。マスガでの個展は５年ぶり５回目。
　一貫して自然への畏敬を多彩な表現で描き、様々な理由で発表できなかった過去作を切り貼りしたコラージュ作品にも意欲的に挑戦し続けている。
　今回は前回の個展以降に手がけた「天異抄」「只見川」「冬の光」、コラージュ「創成記」などを出展。作者は11、12、19日に在廊する。入場無料。14日は定休日。開場は午前10時から午後６時まで。
　問い合わせは同画廊（℡ 0248-76-7511 ）まで。