青少年のデジタルアート作品展 近内さん2年連続入賞 新たな特撮作品の制作も


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    賞状を受ける近内さんと福島県獣

 県内の青少年によるデジタルアート作品展「フクシマ・ネクスト・クリエイターズ・チャレンジ2024」の須賀川展は18、19の両日、tetteたいまつホールで開かれ、入賞者らをたたえた。須賀川勢はすかがわ特撮塾1期生の近内翔太さん(須賀川創英館高1年)が優秀賞に選ばれ、昨年の最優秀賞に続き2年連続入賞に輝いた。近内さんは新たな特撮作品制作にも意欲を燃やし、まもなく撮影をスタートするという。
 県の主催で、文化芸術の新たな担い手となる中・高・大学生や専門学生から、デジタル機器を活用して制作したアート作品を募集し、今年は187点が寄せられた。
 作品展では同応募作と、県内で実施したワークショップの作品を展示した。またドローン操縦やVR体験などのコーナーや特別講義、交流会などもあった。
 近内さんは今回、オリジナルの「福島県獣」を昨年のプロローグ編に続き、インタビューというパロディチックな形式で短編映像化して入賞した(https://mediaart-fncc.com/theme-140/)。
 授賞式では「福島県獣」の腕と頭部を付けた同行者と登壇し、会場をわかせた。
 次回作は同怪獣による約20分間の長編として「人の絆と震災」をテーマに制作する。脚本はすでに完成しており、撮影は特撮塾の仲間らの協力を得て進める予定で、全国自主怪獣映画選手権への応募を目指す。

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