須賀川南部地区エリアプラットフォームの「まち育て連携フォーラム2025in須賀川」は31日午後1時半からtetteたいまつホールで基調講演やトークセッションが開かれ、これからのまちづくりを考える。
少子高齢化や人材不足、行政の財政制約などの影響が顕著な地方都市では、地域内や地域間で連携しながら、まちの課題解決にあたることが重要であることから、今回はまちづくりの「連携」に着目した。
午前10時半から南部地区のまち歩きを約1時間予定し、南部地区プラットフォーム活動区域を巡り、担当者が地域の特性や現状、取り組み内容などを紹介する。
基調講演は午後2時から、弘前大教育学部の北原啓司特任教授が「地方から“発振”するまち育ての連携」をテーマに、これからの地方都市の在り方や連携の必要性などを約1時間にわたり解説する。
3時からのトークセッションは北原特任教授をモデレーター、全国でまちづくりに取り組む7団体(テダソチマ、ブルーバード、キャッセン大船渡、街づくりまんぼう、前橋デザインコミッション、まちづくり鹿嶋、にぎわい宇部)関係者をパネリストとして、「連携」をテーマに、地域間連携の在り方や、須賀川を拠点とした具体的な連携方策などに意見を交わす。
須賀川南部地区エリアプラットフォームは令和3年1月に国土交通省の補助制度を活用して発足。翌年3月には目指す未来ビジョン「みちしるべ」を策定し、照明社会実験やプログラミング教室など幅広い事業を実施している。
今年度は「地方都市イノベーション拠点形成」採択を受け、単独ではできない課題解決や地方都市の魅力向上を目指し、地域内や地域間との連携方策を示す「連携ビジョン」検討を進めている。
今回のフォーラムは南部地区エリアプラットフォームと全国のまちづくり団体との連携を推進する第一歩として開かれる。
参加無料、事前申し込みが必要で、専用フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeZBlIxXDev2U2uqy69n9D4U363XXNRBp1JXGeQCFc0kDkfcQ/viewform)から行う。後日、アーカイブ配信も予定しているが、視聴も申し込みが必要となる。