須賀川市出身の俳優・峰平朔良さん 観光牡丹大使に就任


  • 画像
    委嘱状を受けた峰平さん

 須賀川市出身で映画やCMなどで活躍する俳優の峰平朔良さん(23)は22日、市観光牡丹大使に就任した。峰平さんは「恩返しできる機会をいただけてうれしいです。母や祖母、学校の先生やお世話になった人たちが笑顔になれるよう、自分にできる須賀川のPRを考えながら活動していきたいです」と意気込む。
 峰平さんは高校在学中の16歳からモデルとして活動を始めた。現在は東京都の芸能事務所アンブリンクに所属し、福島県の米「福、笑い」のCMメインキャストをはじめ、アーティストのミュージックビデオやTVCM、映画、舞台など幅広く活躍している。今年6月に全国公開の映画「時には懺悔を」にも若い看護師役として出演する。
 観光牡丹大使としては18人目で、昨年の市広報12月号の「輝くすかがわ人」で取材したことをきっかけに就任が決まった。
 委嘱状交付式は22日、市役所で行われ、大寺正晃市長は峰平さんが中学生時代に応援団だったことも踏まえ、「須賀川市の応援団長として、一緒に元気な須賀川を発信してほしい」と伝えた。合わせて、すかがわ市M78光の町住民票やかっぱ麺などの特産品もプレゼントした。
 峰平さんは「須賀川市は住みやすく、tetteやカフェなどおしゃれな場所もある文化的なまちという印象です。ムシテックも好きでしたし、様々なイベントに自分の青春が詰まっています。特に松明あかしは思い出深く、いつか松明に登って点火する役もやってみたいです」と語った。
 市は今春の牡丹園有料開園に合わせたPRなども協力を求める考え。峰平さんは「小学生の頃に祖母と一緒に行ったことがありますが、大人になってから『こんな魅力的な場所だったんだ』と改めて気付きました」と笑顔を見せる。
 今後について「市内で写真を撮り、SNSでの魅力発信にも挑戦したいです。俳優としては何事にも前向きに、できない理由を並べずにチャレンジし、映画や特に県内をPRするCMにも出演したいです。須賀川出身なので、いつか特撮にも出てみたいです」と意気込んだ。

とっておき情報募集