店頭で村の魅力をPRする中学生たち
天栄村の特産品フェスタは25日から27日まで、埼玉県のJR大宮駅で開かれ、最終日には天栄中の生徒5人も店頭に立って村の魅力をPRした。
村とJR東日本クロスステーションとのタイアップ事業の一環で、村の認知拡大や観光のきっかけづくり、県の復興と地域創生などを目指したもの。同駅では昨年11月から自動販売機「ふるさとアキュア」で天栄米も販売し好評を得ている。
イベントでは天栄米のほか、日本酒や天栄赤ネギ、豆腐、野菜、ヤーコンうどん、饅頭、リンゴジュースなども販売した。
最終日は岩沢玲奈さん、有馬沙希さん、佐々木唯衣さん、牧原花穏さん(以上2年)、鈴木美優さん(1年)と長場壮夫教育長、天栄長ネギ生産組合の小梁良広組合長らが駅利用者に特産品をアピールした。
岩沢さんらは「緊張しましたが、たくさん声をかけて商品を説明し、お客さんに買ってもらえて嬉しかったです。『天栄村ってどこ?』など声もかけてくれる人もおり、村のことを知ってもらえて良かったです」と語った。
村と同社は2月1日から28日まで、JR上野駅で同社が運営する「おむすび処ほんのり屋」で販売するすべてのおにぎりに天栄米ゆうだい21を使用するキャンペーンも実施する。
また「福島牛のしぐれ煮むすび」や天栄米、県産加工品の限定販売、SNSによるプレゼント企画も実施し、「世界一」と称される村の米などアピールする。