田善顕彰版画展 田善賞に遠藤さん(須一小)・岩崎さん(須三中) 阿武隈時報社賞は水野さん(西袋一小)


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    田善賞の遠藤さん「おはしがとまらない!」
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    田善賞の岩崎さん「彩る思い出」
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    最優秀賞の桑名さん「ほうきができた!」
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    最優秀賞の大須賀さん「星空」
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    最優秀賞の吉田さん「友の笑顔」
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    最優秀賞の大野さん「読書」
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    阿武隈時報社賞の水野さん「calico cat」

 須賀川商工会議所主催、阿武隈時報社など後援の小中学生版画公募展「第35回田善顕彰版画展」の2次審査会は29日、tetteで開かれた。最高賞の田善賞は遠藤紫苑さん(須賀川一小4年)「おはしがとまらない!」と岩崎倫佳さん(須賀川三中2年)「彩る思い出」が、小学校の部優秀賞・阿武隈時報社賞は水野希胡さん(西袋一小5年)「calico cat」が輝いた。
 表彰式は2月16日午前9時からtette1階ルーム、各賞受賞作品は同日から22日までtetteたいまつホールに展示する。35回展を記念して展示期間中に版画体験コーナーを設ける。
 亜欧堂田善は江戸時代を代表する銅版画家で市内諏訪町出身。白河藩主・松平定信の御用絵師にとり上げられ、詳細な解剖図や世界地図、江戸名所図など多数の作品を発表して注目を集めた。
 版画展は同会議所青年部のまちづくり事業の一環で、郷土の偉人の偉業を改めて顕彰し、次代を担う小中学生に普及啓もうする目的で毎年作品を公募し、今年度は2290点(小学生1609点、中学生681点)応募があった。
 1次審査を通過した236点(小学校164点、中学校72点)を深谷滉須賀川美術協会長、堀江俊介青年部会長、関係団体・市内報道機関代表らが投票形式で審査し、小中学生別に田善賞2点、最優秀賞4点、優秀賞16点、特選・入選を選んだ。
 田善賞受賞作品は後日、市立博物館で保管される。田善賞を受賞した遠藤さんと岩崎さんは金属プレートに印刷した受賞作を寄贈されるほか、秋に東京で開かれるCWAJ展に作品展示と会場に招待される。
 田善賞、最優秀賞受賞者は次の通り(優秀賞、各団体賞は1月30日付け紙面、特選は後日紙面に掲載する)。
 【小学校の部】
 ◇田善賞(市長賞・青年部会長賞)=遠藤紫苑(須一4年)「おはしがとまらない!」
 ◇最優秀賞▽会頭賞・青年部会長賞=桑名希依(須二1年)「ほうきができた!」▽教育長賞・青年部会長賞=大須賀彩愛(西一5年)「星空」
 【中学校の部】
 ◇田善賞(市長賞・青年部会長賞)=岩崎倫佳(須三2年)「彩る思い出」
 ◇最優秀賞▽会頭賞・青年部会長賞=吉田隆之介(長沼1年)「友の笑顔」▽教育長賞・青年部会長賞=大野美空(西袋2年)「読書」

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