「カフェの街すかがわ」はしごマップで32店紹介 「ワクワク感」で認知度向上など


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    カフェはしごマップをPRする久保木社長(左)と橋本さん

 須賀川市内の喫茶店32店を紹介する「カフェはしごマップ」が完成し、「カフェの街すかがわ」の認知度向上を図るため、各店舗や公共施設で配布を開始した。
 市の「すかがわ魅力創出補助金」を受けたカフェの街すかがわ実行委員会の企画。市内に数多くある喫茶店を「カフェの街」と捉え直すことで、文化としての相乗効果を図る。
 会長である久保木畳店の久保木史朗社長は「キーポイントは『ワクワク感』で、市外からの認知度向上だけでなく、市民の皆さんにも『誇り』として感じてもらい、誰かに教えたくなるカフェ文化にしていきたいです」と意気込む。
 マップ製作は同社スタッフの橋本文太さんが担った。橋本さん自身が32店をすべて取材し、おすすめの商品や店主の似顔絵、看板犬などをイラストで表現した上で、さらに各店の注目ポイントを短文でまとめた。
 手作り感の強い紙媒体だからこそ、マップを片手に「はしご」するワクワク感が味わえると期待を寄せる。
 裏面には各店の外観と住所や営業時間、ホームページのQRコードなどを載せる。
 新年度以降も取り組みを継続する考えで、2年目はwebでの広報、3年目には各店が一堂に会する「カフェまつり」の開催を目指すという。
 また加盟各店の多くは市中央図書館の企画「カフェ文庫」を活用して図書館職員のおすすめ本を並べており、好評を得ている。
 様々な角度から広がる「カフェの街すかがわ」が勢いを増し、新しい文化としてのさらなる展開が期待される。

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