トランペットについて談笑する鈴木さんと大寺市長
須賀川三中出身で今月24日にトランペットリサイタルをtetteで開く鈴木璃穂さん(26)は3日、市役所で大寺正晃市長を表敬訪問した。
鈴木さんは安積黎明高、東京芸術大学を経て、ドイツ州立カールスルーエ音楽大学院を最高点で修了。第7回モーリス・アンドレット国際トランペットコンクールセミファイナル進出、第93回日本音楽コンクールトランペット部門1位など輝かしい入賞歴を誇る。
鈴木さんは大寺市長に愛用するトランペットの魅力を紹介し、ドイツ留学で学んだことや思い出なども報告した。
現在は東京を拠点に演奏活動に取り組んでおり、将来は「オーケストラ奏者を目指したい」と話す。また同じく須賀川出身の東京フィル首席トランペット奏者川田修一さんらと一緒に市内で演奏会を開きたいと希望を語った。
大寺市長は「末永く良い関係が築けるよう協力していきたい」とした。
24日は学生や地元ゆかりの芸術家らをサポートするtette活用支援事業を活用し、高校の同級生で小学校教諭の鈴木夏帆さん(ピアノ)と共演してリサイタルを午後1時半から開く。
トランペット協奏曲第一番第一楽章(Vぺスキン)などを演奏する。チケットは自由席500円。CDショップヨシグンで発売しており、収益金は市立博物館整備事業に寄付する。