多彩な世界観の作品と作者の浅野さん
須賀川市北山寺町のギャラリーマスガの浅野英明個展絵画展は8日から16日まで開かれる。入場無料。
浅野さん(65)は福島市在住。日本美術院友、県展招待作家で、令和2年に春の院展初入選を果たし、4年から3年連続で再興院展(秋の院展)に入選して昨年院友に推挙された。福島市や郡山市など県内各地で19の絵画教室を開いている。
日本画・洋画とも自在に描く実力の持ち主で、幼少期から絵を描くことを好み、平成16年の県展初出品初入選をきっかけに本格的な画家の道へ進んだ。同ギャラリーでの個展は3回目。
今回は画家生活20年間の作品35点を出展。昨年秋の院展で入選した「ゆく夏」(日本画150号)、東日本大震災復興の願いと祈りを並木道を抜けて海へ向かうネコとチョウ で表現した「海へ」、龍や明王、人物画など幅広い世界観が存分に楽しめる。
浅野さんは「150号の日本画を展示できるギャラリーはあまりないので、その存在感と奥深い表現の広がりをぜひ楽しんでください」と来場を呼びかけている。
作者は8、9、15、16の4日間在廊。開場は午前10時から午後6時まで。11日は定休日となる。
問い合わせは同ギャラリー(℡ 0248-76-7511 )まで。