四季島初代総料理長岩崎シェフ考案のレシピ 天栄の新たな魅力に


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    天栄村焼きそば
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    調理を見せる岩崎シェフ

 JR東日本の周遊型寝台列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の初代総料理長・岩崎均シェフが考案し、天栄村の特産品をふんだんに使用した新メニューのプレゼン試食会は20日、村健康保健センターへるすぴあで開かれ、村内の宿泊施設等の事業者と道の駅、商工会関係者ら約20人が舌鼓を打った。
 地域の魅力向上「温泉宿・天栄ならでは食の魅力づくり事業」の一環で、特産品を利用した魅力的な料理で村内温泉地域への誘客と活性化を目指す。
 岩崎シェフはホテルメトロポリタンエドモントの総料理長であり、今回は村の特産品としてう米めんやヤーコン、りんご、長ネギなどを使用した「天栄村焼きそば」「天栄村ガレットプティサラダ添え」を考案した。
 このうち焼きそばは、う米めん(玄米麺)を素揚げすることで、もっちりとした噛みごたえを保ちつつ、生きくらげや厚く切ったヤーコンもそれぞれ独特の食感で楽しませる。ソースはりんごジュースなどを使用し、独特の香りとさわやかな後味を生み出していた。
 添田勝幸村長は「こういう食べ方があるのかと感心した。食材の美味しさを上手に活かしており、外国人観光客からの人気も期待できる」と絶賛した。
 岩崎シェフは参加者の前で調理を行い、黒酢やカレーパウダーなど使ったアレンジ方法なども伝授した。
 今後、各事業所でレシピの活かし方などそれぞれ検討していく。

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