連盟会長賞表彰を受ける小針さんと横山さん(左) tetteに掲示されている受賞作文
須賀川地方ユネスコ協会の第40回世界平和作文コンクール表彰式は20日、tetteで行われ、最高賞の日本連盟会長賞の小針いろはさん(白江小5年)と横山鈴乃さん(須賀川三中2年)ら特別賞12人の功績をたたえた(受賞者は2月6日付の紙面で既報)。
八木沼千惠子会長は「このコンクールは小中学生の国際理解と世界平和への関心を高めてもらうため昭和59年から募集しています。今年度は1659点の作品が寄せられました。どの作品も素晴らしく感謝します。今年度は『平和な世界をつくるために私たちが出来ること』、『地域環境を守るために』をテーマにした作品が多かったです。現状を知り自分に出来ること、活動することが大事です。これからも世界平和と国際理解など世界の様々な問題に関心を持ち考え続けてください」とあいさつし、賞状を授与した。
来賓の大寺正晃市長が祝辞を述べ、連盟会長賞の小針さんと横山さんが自身の作品「地域をつなぎ支える人に」、「私の小さな心がけ」をそれぞれ発表した。
特別賞受賞12作品は27日まで、協会が取り組む世界平和活動などの紹介とともにtette1階に展示しており、高校生などtette利用者らが足を止めて関心を寄せていた。
またウルトラFMで3月1日と10日の午後5時半から、4日、13日、24日の午前11時半から10分放送する。
今回は須賀川・岩瀬地方の小学校から982点、中学校から677点の応募があり、特別賞のほか優秀賞20点、優良賞40点、学校賞2点が選ばれた。