スポーツ通し外国人と交流 須賀川アカデミックバスケットボールクラブ


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    縄跳びなどで交流する参加者たち

 須賀川アカデミックバスケットボールクラブの「外国人のためのスポーツレクリエーション」は23日、市民スポーツ会館で行われ、子どもたちや学生ボランティアと市内在住の外国人らが大縄跳びや障害物リレーなどで交流を深めた。
 子どもたちの将来のための活動に力点を置く同団体は、バスケットボールに限らず幅広い経験の場を提供している。
 今回は多文化共生社会の実現も兼ねて初めて企画し、子どもたちと保護者の約50人のほか、郡山市の国際ビジネス公務員大学校のボランティア15人、参加を希望した外国人10人が交流した。
 県国際交流協会のやさしい日本語コーディネーター福島哲也さんが「やさしい日本語プチセミナー」として、「避難を『逃げます』、集合を『集まります』にするなど簡単な単語に言い換える」、文末をできるだけ「です・ます」「してください」の形にする、コンセントなどカタカナ語や二重否定は避けるといった、伝わりやすい日本語のポイントを教えた。
 レクリエーションはリズムトレーニングや綱引き、バスケットボールなどを行った。参加者同士でミスを笑い合ったり上手くできた人をたたえたりするなど、言葉を越えたスポーツによるコミュニケーションを体感する機会となっていた。

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